2025年12月 vol.289

2025年12月10日

 今年も残すところ1ヶ月を切りました。街中にクリスマスキャロルが流れ、煌びやかなイルミネーションが冬枯れの師走の景色に彩りを与えています。

 

 さて、今年は円安、株高、マンション価格高騰の活字が目立ちましたが、同時に米価の上昇を筆頭に食料品の値上げは2万品目を超え物価高を象徴する一年でもありました。昨今、目まぐるしく変化する不動産市況の見通しや、与党税調による貸付用不動産に対する相続評価の見直しが検討されるなど、本業に関連する興味深い話題も尽きないのですが、こちらは来年しっかりレポートさせて頂くとして、今回も毎年恒例の今年の出来事を振り返ってみたいと思います。

 

 1月は嬉しい話題から、イチロー選手が野球殿堂入りを果たしました。トランプ氏が2度目の大統領に就任、年間を通しても何かと話題に事欠きませんでした。埼玉八潮では道路陥没でトラックが転落、後に犠牲となる痛ましい事故が発生。全国的にもインフラの老朽化対策は急務と言える出来事でした。2月下旬には岩手大船渡で山林火災により多くの住宅が消失しました。3月、東北新幹線の車両連結が外れる事故が発生、その後も新幹線では遅延などのトラブルが目立ちました。大谷選手率いるドジャースの開幕試合が日本で行われ大きな話題を集めたのもこの頃です。4月には大阪関西万博が開幕、賛否渦巻く中でのスタートとなりましたが、皆様は現地へ出向かれましたか?そして、突如として突き付けられた日米相互関税に衝撃が走り株式市場は大きく動揺しました。5月には自衛隊練習機墜落による痛ましい事故が発生しました。横綱大の里の誕生は、出身地である被災地石川に大きな希望と勇気を与えてくれました。6月3日ミスタープロ野球こと巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんが死去され、世代を超え日本中が悲しみに包まれました。長嶋さんの功績は永久に不滅です!

 

 7月の参院選では自民党が大敗し過半数割れが確実となり、石破おろしムードが高まりました。カムチャッカ地震により現地では大きな津波が観測され、日本でも広範囲にわたり津波警報が発令され緊張が走ったことを覚えています。8月は原爆投下、終戦80年、日航機墜落事故から40年の節目を迎えました。今年も熱波に覆われた日本列島でしたが、群馬伊勢崎では41.8℃を記録、記憶に残る夏となりました。甲子園では我らが仙台育英を接戦の末撃破した沖縄尚学が頂点に立ちました。9月には皇室で40年ぶりとなる悠仁様の成年式が行われました。政治では、石破首相が退陣を表明し自民総裁選には5名が立候補し熱戦が繰り広げられました。三重四日市では記憶的豪雨により地下駐車場が冠水、多くの車両が被害を受けました。10月に入り、憲政史上初となる女性総理大臣高市早苗氏が誕生。ほどなくして国賓として来日したトランプ大統領とは日米同盟の重要性と緊密さを世界にアピールし、順調な外交デビューを果たしました。大阪・関西万博は期間中関係者も含め約2900万人の入場者数を記録、184日間の祭典に幕を降ろしました。大リーグドジャースがワールドシリーズチーム初の連覇を遂げ、大谷選手、山本投手、佐々木投手の活躍に日本中が熱狂しました。一方、日本のプロ野球ではソフトバンクホークスが5年ぶりの日本一に輝きました。

 

 11月に入り、全国で熊の出没が相次ぎ、各地で緊急銃猟による緊迫した状況が続きました。本格的な冬を前に大分では火災により180棟以上の家屋が焼失する大災害が発生しました。時を同じくし香港の高層マンションでも類を見ない大規模火災が発生、多くの犠牲者を出す惨事となりました。台湾有事を巡る総理の発言により日中関係が急速に悪化、未だに改善の兆しは見えていません。半世紀にも及ぶガソリン暫定税率廃止が決定し、今後の家計の負担緩和が期待されます。インドネシアスマトラ島では豪雨災害により多くの犠牲者が発生、復旧のめどが立っていません。12月に入り、米ロとの間にウクライナ和平案が協議され事態収束への期待が高まりましたが、未だに解決の糸口は見えないままです。

 

 今年は、凶悪犯罪も目立ちました。また、地方自治においては首長のスキャンダルのオンパレードで、モラルの低下、政治の劣化とも言うべき問題が噴出しました。残り20日あまり、私たちにどんなドラマが待っているのでしょうか? ペンを置いた矢先、青森東方沖を震源とする大地震が発生・・・。

 

 来年も皆様にとって幸多き年となることをお祈りすると同時に、当社は、皆様のため「働いて、働いて・・・参ります」。