2012年1月 vol.123

2012年01月10日

 平成24年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 昨年は、東日本大震災という未曽有の大災害に見舞われ、大変に厳しい年となりました。まだまだ多くの方々が仮設住宅等で窮屈な暮らしを強いられております。被災された多くの方々に改めてお見舞い申し上げるとともに、早期に回復されることを心より祈念致します。


 今年は辰年でございます。投資の世界では有名な格言に「辰巳天井」という喩がございます。歴史に学べば、株価が上昇するとのデータもあるそうです。天高く舞い上がる昇り竜のごとく、日本経済の回復と被災地にとって復興元年となることを期待したいと思います。
 

 さて、今年は当社にとってもマックスホームを立ち上げて10周年の節目の年となります。この記念すべき年に合わせ、昨年末には社内に準備委員会を発足させ様々な記念事業等を計画しております。
 当社は、これまでに数多くの方々に住宅を供給し、商業施設等の企画に携わり、街づくりに寄与して参りました。昨年は、これまで携わってきた物件の一部が震災で被災するという悲劇に直面しました。特に多賀城地区での被害は甚大なものとなり、以前に供給した建売住宅が数棟ほど津波による浸水被害を受けた他、当社が企画したナショナルチェーン等の商業店舗では10ヶ所以上が津波により被災し、契約の消滅や解約、そして休業に追い込まれる事態となりました。更に、管理物件や関連会社の施設の一部でも同様の被害を受け、解決に奔走しました。これらの物件の多くは、供給から相当の年月が経過しているにもかかわらず、この非常事態に大小様々な相談が寄せられ、当社が指名されたことに計り知れぬ誇りと責任を感じております。住宅では早い段階で修繕を済ませ家族の暮らしがそこに戻りました。店舗においても数々の権利調整を経て、昨年中に全ての問題を解決するに至っております。
 しかしながら、私どもの使命はこれにとどまりません。常々口にしていることは「トラブルを解決するのは目的を達成するうえでの過程でありゴールではない。その先に街づくりという大きな理想があり、そして、そこには沢山の人々の笑顔があること。」です。当社では、昨年秋から暮れにかけ、復興のシンボルとなる商業店舗を二件新築しました。新規の店舗としては震災後初となるもので、被災地の皆様からも歓迎を受けております。今年は、大型のショッピングセンター計画も進行中で、既にテナントや地権者との協議も済ませており、年内の完成を目指して調整を進めております。こちらが完成すれば全6店舗の大型複合施設となり、復興の求心力となることは間違いなく、周囲からの期待も高まっております。

 また、住宅地の供給にも力を入れております。昨年供給した全ての宅地は完売し、今年は昨年を上回る供給を目標にしております。本来ならば、縁もゆかりもない方々が、奇しくも震災をきっかけに仙台へと安住の地を求め転居されておられます。少しでも多くの方々に安心してお住まい頂ける物件を供給することが我々の役目と考えております。


 今年は、下記の使命を掲げ皆様のお役にたちながら、故郷の復興のため微力ながら努めて参りたいと存じます。結びとなりましたが、皆様のご健勝をお祈りし新年のご挨拶と致します。
 

[Mission2012]
我々は常に情熱的チャレンジャーでなければならない。
これまでの常識や経験にとらわれることなく、創造力と探究心を持って進化を続け、全身全霊を傾け新しい扉を開くこと。
そして、取り組む全ての業務においてナンバーワンを目指すこと。